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みんなの心をひとつに

 今日ぼくは、北海道スポーツ少年団剣道交流大会に札幌Bチームの先鋒として出場しました。

 チームのメンバーとは、11月に初めて会いました。6年生の先輩ばかりで最初はなかなか話すことが出来ませんでしたが、稽古に行くといつも優しく、楽しく声をかけてくれてすっかり仲が良くなり、チームワークはどこのチームよりもいいぞと思うようになりました。

 この全道大会で優勝すると、全国大会へ出場できます。ぼくはそんな大きな大会に出たことがないので、本番とても緊張しました。でも、小野幌の仲間や畑山先生が応援に来てくれて、「絶対にがんばろう」と力がわいてきました。

 1試合目はなかなか足が動かなくて、すごくどきどきしました。でも、先生の「下がるな。前に出ろ!」といういつもの言葉を思い出し、何とか1本取ることが出来ました。チームの皆もどんどん元気が出てきて、リーグを全勝で突破し、トーナメントへ進出しました。

 トーナメントの相手は、強い相手ばかりでぼくもなかなかいいところが出ませんでしたが、みんなの心が一つになり、誰かが負けてもはげまし、補いながら決勝へと進むことが出来ました。

 

相手の伊達網代道場に札幌Aチームの代わりに絶対勝ちたいと思いましたが、すごく強くて残念ながら負けてしまいました。ぼくはまだまだ力が足りないし、試合に出ると緊張してすぐ先生に教わったことを忘れたりします。それでも、こんな大きな大会の決勝まで来れたのはチームの先生と先輩方がずっと支えてくれたからだと思います。本当にありがとうございました。

 ぼくは、来年、再来年この大会にチャレンジすることが出来ます。その時には、先輩たちのように頼れる強い選手になっていなければなりません。教わったことを忘れず、小野幌剣道会で一生懸命稽古を続けて、次こそは優勝したいと思います。