当剣道会は、昭和49年「青少年の健全育成」を目標に創設された札幌市厚別区で一番歴史の古い道場です。当時は、同じ札幌市内でも農村地帯で子供の数も少なく、都会の子に比べると性格もおとなしく積極性に欠けるていることから、元気で明るい活発な青少年を志し、学校教師・父母が団結して立ち上げたと伝授されております。
少子化時代で少年・少女剣士も減少しておりますが、現在40名で活動しており、老若男女が一緒に快い汗を流している活気あふれる剣道会です。
指導方針
剣道の理念に基づき常に修練に励み、一生涯剣道を心掛けた立派な人間形成を築き上げていくことを目標とする。
一.目標
一.基本稽古の修練
生涯剣道は、正しい礼法を重んじ節度ある生活態度を身につけ、交剣知愛大切にして相手の人格を尊重し、「幅広い心と豊かな心」を磨きつつ自己を高めることが大切なことであり、人間形成においての基本であり拠点でもあります。
一生涯剣道においても基本稽古が生命線であり、基本なくして上達はありえず、己を高めるのには常に基本の反復修練以外にありえないのです。
近年剣道は、試合中心になりがちとの疑問も抱かれていますが、試合中心の剣道は伸びも止まり、生涯続けていく中で基本の原点に戻るには、大変な苦労をしなくてはなりません。たとえ遠回りに見ても基本の反復修練が一番大切であり、何事も「基本なくして応用は絶対にありえず・基本をしっかりしていてこそ応用に変化」できると思います。
一.団旗に向かって一直線
小野幌剣道会の団旗は、創設者の先生が「気・剣・体」の三文字を道場の基本目標に掲げ、剣道に欠かせない三文字を指導指針として稽古に励んでいます。
指導者体制
小野幌剣道会には、大人の部である「小野幌剣親会」があります。
現在、剣親会には20名の会員が登録しており、小野幌剣道会は指導者にあたって下さる先生方が多数いる大変恵まれた環境にあります。
指導は、
と、学年指導、進度状況に応じた指導、グループ別指導を実施しております。各先生方も各種講習会・剣連稽古会・近隣剣友稽古会への出稽古等で自己技量の向上と指導能力の向上に努め、現在も稽古日には10名近い先生が時間をやりくりして青少年育成のために尽力してくれています。